睡眠に対して神経質な人、無頓着な人 [不眠]

世の中には「不眠」で悩む人が少なくありません。私たちは、心身ともに健康な状態でないと眠れないのです。例えば体のどこかに痛みがあれば、ゆっくり眠っている場合ではなく、眠れなくなってしまいます。

同じように精神面でも心配なことがあれば眠れません。深刻な心配事があって一睡もできなかった覚えは、誰にでもあることでしょう。こうした急性の不眠の原因はいろいろですが、それが続くと慢性の不眠状態に陥ります。

いったん慢性不眠になると、元の原因が何であったか、それが解消されたかなどは関係なくなります。不眠が不眠を呼ぶ悪循環が慢性不眠です。
不眠のスパイラルに陥ると大変なことになります。不眠が原因でうつ病になってしまう人までいます。

一度、寝られなくなると、今日も寝られなくなるのでは?と心配になり、眠れないことが心配ごとのひとつになってしまいます。

「眠る時問を確保するために、早く床につこう」などと考えるようになります。この不眠への恐怖や行動パターンがさらに不眠を呼び込んでしまうのです。

不眠に陥る前は、睡眠のことなど考えなかったのではないでしょうか。起きていたいとき(夕食後にテレビを見ていたりするとき)に限って、うとうとしたりしませんか。逆説的なようですが、眠ろうと思わないようになれば眠れるのです。

眠れない人ほど、睡眠時問の長短にも過敏になっています。最近、睡眠時問が短血圧や血糖値が高くなりやすく、さまざまな病気が生じやすい、といった報告が多数寄せられています。

「睡眠が短いと、寿命も縮まるっていうじやないですか」と、そんな情報に飛びつくのも慢性不眠の人です。不眠の人がそのようなことを考えてしまうと、ますます眠れなiなってしまいます。

40歳頃を境に夜問の中途覚醒は非常に増え、眠っていても深い睡眠が減り、浅い睡眠が増えできます。若いときのように「気がついたら朝」というわけにはいきません。それは、睡眠と深く関係しているメラトニンというホルモンが、加齢に伴い減少することも原因と考えられています。

しかし、夜中に目が覚めてもまた眠っているようなら心配は無用です。不眠の人は朝までぐっすり眠りたいと思う一方で、昼間は眠くて困るという人が多いのです。

自分の睡眠に無頓着な人ほど、睡眠時間が十分かもう一度振り返ってみる必要があるかもしれません。

不眠 対策



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